紫外線対策を目的とした窓ガラスへの高領域UVカットフィルムの施工についてご紹介します。
窓から入る紫外線は、肌への影響だけでなく、床・家具・カーテン・インテリアなどの日焼けや色あせの原因の一つになります。

高領域UVカットフィルムを選択した方が良い事例

1光線過敏症がある方
2色素性乾皮症など、日常的な遮光が必要な疾患がある方
3医師から紫外線対策・遮光を指示されている方
4大切な美術品・家具・商品などを、できるだけ紫外線から守りたい方

色素性乾皮症については、難病情報センターでも、家庭や学校などの日常生活空間における対策として、窓ガラスへの紫外線カットフィルムの施工が挙げられています。

ただし、医療目的については、疾患によって必要となる遮光の範囲や方法は異なります。治療・療養のためにフィルムを検討される場合は、主治医に必要な紫外線対策についてをご確ください。

一般的な紫外線対策であれば、通常のUVカットフィルムでも十分な場合があります。高領域UVカットフィルムは、「より広い範囲の紫外線をカットしたい」という明確な目的がある方に適した選択肢です。

高領域UVカットフィルムとは?

一般的な建築用ガラスフィルムにも、紫外線を99%以上カットする製品があります。
ただし、ここでいう「99%カット」は、JIS A 5759で規定される300~380nmの紫外線領域を対象としたものです。
高領域UVカットフィルムは、それよりも広い280~400nmの波長域をカットするよう設計されています。サンゲツの高領域UVカットフィルム(GF-1406)も、280~400nmの範囲についてUV-A・UV-Bを99%カットする製品として紹介されています。

一般的なUVカットフィルム
→ 300~380nm
高領域UVカットフィルム
→ 280~400nm

「普通のフィルムも99%カットなら、何が違うの?」
ポイントは、カット率だけではなく、どの波長域をカットしているかです。
通常のUVカットフィルムでは、300~380nmを対象として99%以上カットする製品が一般的です。
一方、高領域UVカットフィルムでは、その外側にある280~300nm、380~400nmまで含めた、より広い範囲をカバーします。

医療目的以外で高領域UVカットを選んだ方がいい事例

① とにかく紫外線対策を優先したい方

「できるだけ紫外線を入れたくない」
「せっかく貼るなら、より広い波長域まで対応したい」

② カーテンを開けて自然光をたくさん入れたい方

「明るい部屋にしたい。でも紫外線はできるだけ抑えたい」

大きな掃き出し窓・吹き抜けの窓・採光窓・日中ずっと明るい部屋など

③ 家具・床・カーテンなどの色あせを特に気にする方

「普通のUVカットでもいいけど、できるだけ長くきれいな状態を保ちたい」

高価な家具・無垢材の家具・絵画・大切なカーテン・インテリア・商品など

④ ショールーム・店舗など、商品の日焼けをできるだけ避けたい方

「カーテンで遮ると店内が暗くなる。でも商品は日焼けさせたくない」

一般的な紫外線対策であれば、通常のUVカットフィルムでも十分な場合があります。高領域UVカットフィルムは、「より広い範囲の紫外線をカットしたい」という明確な目的がある方に適した選択肢です。

高領域UVカットフィルムの製品紹介

代表的な製品として、
サンゲツ(GF1406)アンフェイド90という製品があります。
紫外線対策に加えて夏の暑さや日射熱も抑えたい場合には
サンゲツ(GF1462)シンラHR90という製品もあります。