昨今テレビでも紹介されて注目されてる防犯グッツ『防犯フィルム』。空き巣などの侵入の殆どが窓からの侵入によるものなので防犯フィルムを貼るのは対策として非常に有効です。

防犯フィルムの貼り方

🔹①窓の大きさより3ミリ程小さくフィルムをカット
👉失敗しないポイント1:貼り付け後に水を抜くためにフィルムを小さくします。窓とフィルムの間は3ミリは空けましょう。
👉失敗しないポイント2:防犯フィルムは窓の大きさにカットした後に貼るのが基本となります。プロでも上手にカット出来るようになるまで時間がかかります。可能な限りオーダーカットしてくれるサイトなどで購入しましょう。

必要な道具(自分でカットする場合)
大き目のカッターナイフ
カッターマット
必要に応じた長さの直線定規・差し金

🔹②窓ガラスを掃除する
👉失敗しないポイント1:この道のプロほどこの作業を疎かにせずしっかりと行います。この作業を怠るとゴミが入ってやり直しになるからです。
👉失敗しないポイント2:ゴミや埃が極力舞わないような環境にする。例えば作業中は人の出入りをさせないや、布製品やカーテンは養生をしておく等です。

必要な道具(自分でカットする場合)と掃除手順
霧吹き:施工液(水の量に対して0.2%~0.5%程中性洗剤を薄めたものを入れておく)
1窓ガラス全体に霧吹きを噴きます
キッチンペーパー
2キッチンペーパーで窓の周りを拭きます(汚れが多い場合は念入りに)
スクレーパー
3スクレーパーで窓ガラスの汚れを落とします。傷が付かないように注意してください。
霧吹き:施工液(水の量に対して0.2%~0.5%程中性洗剤を薄めたものを入れておく)
4窓全体に施工液を掛けてください。
ワイパー
5ワイパーを掛けて水気を落とします。

必要な道具(自分でカットする場合)と掃除手順
霧吹き:施工液(水の量に対して0.2%~0.5%程中性洗剤を薄めたものを入れておく)
脚立や踏み台:高い場所など、必要に応じて

🔹③フィルムを窓ガラスに貼る
施工液を窓にたっぷり噴霧し、セパレーターからフィルムを剥がし窓ガラスに乗せます。微調整して4つ角の間隔が大体均等になるように合わせます。
👉失敗しないポイント1:施工液をたっぷり窓に噴霧することでフィルムを動かしやすくなりますのでたっぷりと噴霧しておきましょう。
👉失敗しないポイント2:セパレーターを剥がす時にフィルムに指紋が付かないよう指先にも施工液を掛けましょう。また静電気でセパレーターに埃が付くのでセパレーターにも軽く噴霧しておきましょう。
👉失敗しないポイント3:セパレーターを剝がしながら接着面に施工液をかけましょう。2人いるとやりやすいです。

🔹④フィルムの中の空気と水を抜く
フィルム面に施工液を噴霧し、スキージーを使って上下左右に向かって空気と水を抜いて行きます。
👉失敗しないポイント1:力を入れてもフィルムが動かなくなるまで軽めに水を抜いて、仮止めをしてから力を入れて抜くようにしましょう。
👉失敗しないポイント2:スキージーを当てる場所は施工液を噴霧しておかないと滑らず、フィルムに傷が付きますので必ず噴霧してからスキーじーを当てましょう。
👉失敗しないポイント3:しっかり力を入れて水を抜かないと仕上がりにも影響しますし防犯効果にも影響が出ますので注意しましょう。

必要な道具
霧吹き:施工液(水の量に対して0.2%~0.5%程中性洗剤を薄めたものを入れておく)
スキージー

仕上がりの確認と清掃
剝がれてる部分がないか、ゴミが入ってないか等を確認し、施工液をかけワイパーとキッチンペーパーでかるく掃除して終了です。
※水残りやノリ残りはどうしても発生してしまいます。これは季節にもよりますが1~3か月で自然となくなります。

必要な道具
霧吹き:施工液(水の量に対して0.2%~0.5%程中性洗剤を薄めたものを入れておく)
ワイパー

防犯フィルムをDIYで貼るデメリットは?

施工の難易度が高い
窓ガラスフィルムは簡単そうに見えてきっちり貼るのは難易度が高いです。防犯フィルムは事前のカットにも知識と技術が必要になります。施工不良にんると効果も半減します。
道具が必要
スキージーやスクレーパーなど窓ガラスフィルムを貼ることにしか使わないような道具を揃えなければ行けないのも二の足を踏みますね。
市販のフィルムは防犯性能が不明
市販の防犯フィルムは試験を受けてない場合がありますので安全性は不明です。ニュースでやっているCPマークもプロの施工でないと取得できません。
市販のフィルムは経年劣化が早い
ソラマドで施工したお客様やプロ仲間内の話で噂ベースにはなりますので立証されてるわけではないですが、すぐ剥がれて来たりする頻度が早いというのは聞いてます。

防犯フィルムはプロへ

業者の立場から言うと、安全性、知識、仕上がり、を考慮してプロに頼むのが良いと考えてます。DIYでのメリットは安く出来るとうい点ですが、ぜひ総合的に考えて検討をしてみてください。また施工業者は多くありますのでそのひとつにソラマドもお見積りに加えて頂けると嬉しいです。